このように薄毛・抜け毛を心配する女性が増えています。
薄毛と言えば、最近話題の男性の抜け毛・薄毛のAGA(男性型ホルモン脱毛症)が頭に浮かぶ人が多いでしょう。
「AGAって男性だけの症状でしょう?」と思う方が多いですが、実は女性のAGAがあるのです。
そこで今回は、薄毛・抜け毛に悩む女性に向けて女性のAGAの症状と対策法をご紹介します。
この記事はこんな方にオススメ
・生え際が後退してきた
・地肌が透けて見えるようになってきた
・髪のボリュームがなくなってきた
・分け目が目立つようになってきた
薄毛・抜け毛で悩みを相談できない女性は9割近い
日本女性の10人1人が薄毛・抜け毛に悩んでいるとも言われています。
想像よりも多いと感じる人が多いのではないでしょうか?
また男性よりも深刻に悩む人が多いのが特徴です。
ある基礎化粧品ブランドの会社が行った40~50代女性対象にした「女性の薄毛に関する調査」では、薄毛の悩み相談をしたことがない人が87.45%と実に9割近くに上りました。
「薄毛で悩んでいることを誰にも知られたくない」と一人で抱え込む女性が多いようですね。
一人で抱え込むことでストレスになり、それが薄毛・抜け毛の悪化の原因になってしまうということもあります。
そのため、少しでも薄毛・抜け毛の悩みを解決することが薄毛・抜け毛対策の第一歩となります。
<参考出典>
・佳秀工業株式会社『女性の薄毛に関する調査』プレスリリースより
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000038401.html,2019年1月26日最終閲覧)
女性のAGAがある
ここからが本題です。結論から言うと女性にもAGAはあります。
正確に言うと、FAGAと言い「Female AGA」の略で「女性における男性型脱毛症」と一般的には呼ばれています。
男性のAGAは、男性ホルモン「テストステロン」に「5α-リダクターゼ」と呼ばれる酵素が働きかけ、悪玉脱毛ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されてしまうことで脱毛因子が放出されるために起こってしまう抜け毛・薄毛の症状です。
それに対し女性のFAGAは、髪を成長させる作用もある女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が大きな原因です。
エストロゲンは加齢などで分泌が減りますが、相対的に男性ホルモン「テストステロン」が優位になり、薄毛・抜け毛を引き起こしてしまうものです。
エストロゲンは20代後半がピークと言われ、加齢とともに減っていきます。
そのため、30代以降に薄毛・抜け毛の症状を訴える女性が多くなります。
〈参考出典〉
メンズヘルスクリニック東京「女性AGA(=FAGA)の原因と特徴とは?最近治療法と副作用を公開」より
(https://www.menshealth-tokyo.com/aga/aga_column_01/report09.html,2019年1月26日最終閲覧)
FAGA以外の女性の薄毛・抜け毛症状
FAGAの他にも、女性の薄毛・抜け毛症状があります。
症状がどれかによって、対策方法も異なります。
ご自身に当てはまる症状はどれか確認してみましょう。
円形脱毛症
昔からよく聞かれる脱毛症です。丸く円形にある一部分が抜け落ちてしまう脱毛症です。
極度のストレスなど精神的なことや疲労・感染症などの肉体的なことによって免疫機能に異常が発生することで起こってしまうものです。
子どもから大人まで誰でも発症する可能性があります。
自然治癒する場合もありますが、抜け毛の範囲が広い時や再発を繰り返す場合は治療をおすすめいたします。
分娩後脱毛症
出産後の一時的な薄毛の症状です。妊娠中は女性ホルモンが急増し、ヘアサイクルでいう成長期に悩まされる出産後2、3ヵ月した頃に症状が出始める人が多いです。
一般的に1年ほどで自然に改善されていくことが多いですが、高齢出産や多胎出産などハイリスク出産である場合は、回復が遅い傾向です。
<参考出典>
・ウィメンズヘルスクリニック東京「女性特有の薄毛FAGA」より
(https://www.womenshealth-tokyo.com/column/about_faga,2019年1月26日最終閲覧)
・札幌中央クリニック「女性の脱毛症の原因と種類」より
(https://sapporo-usuge.com/woman/cause/index.html#kind,2019年1月26日最終閲覧)
女性のAGA(=FAGA)の対策方法は?
FAGAにはどんな対策が効果的なのでしょうか。
おすすめの対策法を4つご紹介します。
1.極度のダイエットはNG
FAGAでよくあげられる原因が、極度のダイエットです。
「痩せたい、美しくなりたい」と食べる量を極端に減らしたり、偏った食事をしていると栄養不足になってしまいます。
結果、髪の毛を育てるのに必要な栄養素も不足し、脱毛へと繋がってしまうのです。
「食事制限を辞めただけで抜け毛が改善した」という声も聞かれますので、ダイエット中の方は「痩せる方法」を見直した方がよいでしょう。
2.ストレスを溜めない
仕事、育児、ママ友との付き合いなど女性は様々な場面でストレスを感じることがありますよね。
全てのストレスから解放されるというのは難しいですが、自分に合ったストレス解消法を見つけて心のバランスを保つようにしましょう。
3.育毛剤を使う
育毛剤は髪の毛を育て、キープするという頭皮サイクルを整えてくれます。
個人差はありますが、どんな商品を使っても効果を感じるまでに最低3ヵ月はかかると言われるため使い続けることがポイントです。
「育毛剤」というとどうしても男性用のイメージがありますが、実は女性が使える製品もあるので、「今度こそどうにかしたい!」という女性は育毛剤を取り入れてみてはいかがでしょうか?
なかにも、おすすめは『FINJIA(フィンジア)』。
次世代のスカルプケア成分「キャピキシル」「ピディオキシンジル」が配合され、唯一男性も女性も使える最新の育毛剤です。
ご主人や彼氏と兼用で使うのもよし、もちろん自分だけでこっそりと使うのもよしで、現在人気急上昇の商品です。
4.薄毛専門クリニックに行く
やっぱり本格的な薄毛になってしまう前には、専門のクリニックに行くのがもっとも早く効果を感じられるでしょう。
専門医に症状を見てもらうことで、薄毛・抜け毛の本当の原因も分かり「何でこんなに薄くなったのかしら?」などモヤモヤした薄毛・抜け毛のストレスも軽減されるかもしれません。
また自分に合った治療法をおすすめしてくれるので、早くに効果が期待できるでしょう。
一般的に、FAGAの治療では外用薬と内服薬が処方されます。
今は女性を専門にしている専門外来も多くあります。プライバシーの配慮もされていますので、安心して診察を受けてくださいね。
さいごに
以上、女性のAGA(=FAGA)についてご理解いただけましたでしょうか?
女性の場合、生活改善をするだけでもかなり薄毛・抜け毛が改善されるとも言われています。思い当たる原因を改善してみましょう。
Let’s 育毛!
薄毛・抜け毛対策をして前向きになりましょう!