本当の成功とは人格が認められ持続的に評価されること
表面的成功:スキル・テクニック
根本的成功:人格
・ものごとを表面的に判断することは、ときに真実を見えにくくする。
7つの習慣は行動や結果まで影響する物の見方(パラダイム)を成功の法則に向けて転換する考え方。
表面的な問題にとらわれることこそ問題。「自分に問題はないか」といつも問うことが大切。
自分が変わることでしか、環境は変わらない。→インサイド・アウト
・相手がしてほしいであろうことを予測して動く
・過酷な状況でも、自分のできることを考える
・率先して大変な役目を引き受ける
7つの習慣を実践すれば、自立した人格として、周囲を成功に導く人になれる。
~自分で考え、行動する本当の”大人”になる~
第1の習慣:主体性を発揮する
◆この習慣をものにするには?
・自分の弱点を弁護したり、他人のせいにしたりしない
・大きな問題や失敗に直面したとき、「~だからできない」と考えず、どうしたらできるかを考える
・他人の弱点や欠点を批判しない
・グチを言う集団の中に入らない
・常に問題解決に貢献しようとする
誠実さを高めるために、自分との小さな約束を果たすことを繰り返す。
第2の習慣:目的を持って始める
原則とは、「公正であること」「誠実であること」「人に貢献すること」など、自分が大切にしたい価値観のこと。
◆この習慣をものにするには?
・自分の最期にどんな人だったと思われたいか、そう思われるために何をすべきかを考える
・自分の生活の中心を、原則に置いてみる
・身近な問題について、望んでいる結果と必要な行動・手順を書き出してみる
・ミッション・ステートメントをつくる
ミッション・ステートメント・・自分の行動の基礎となる価値観や守るべき基本ルール
第3の習慣:重要事項を優先する
「緊急でないが重要なこと」のための時間を増やす
◆この習慣をものにするには?
・生活の中で、緊急性はないが重要な活動を、より多く実行する
・役割と目標をはっきりさせたうえで、1週間の計画を立てる
・人に仕事を任せる方法を考える
~仲間と手を取り合い大きな成果を出す~
第4の習慣:Win-WInを考える
人間関係を充実させる「信頼残高」を増やす
◆信頼が貯金されている人
・自分の仕事でないのに手伝ってくれた
・約束の期限に遅れたことがない
・普段から「何か問題ない?」と声をかけてくれる
・悩んでいるときに相談に乗ってくれた
◆信頼残高を増やす6つの方法
1.相手の価値観・重視していることを理解する
2.小さな心遣いや礼儀を大切にする
3.約束を守る
4.お互いが期待することを明確にする
5.誠実さを示す
6.あやまちは誠意をもって謝る
◆Win-Winの関係づくりに必要なもの
勇気と思いやりが必要。自分のWinを得るには相手に主張する勇気がいるし、相手にWinを与えるには、相手に譲る思いやりが必要
◆豊かなマインドを持つ
すべての人が満足することは可能だと考える気持ちを持つ。
→幸せは限られたパイではなく、新しく作り出していける、と考える。
◆Win-Winの実現には5つの柱が必要
①人格 ②信頼関係 ③合意
④システム ⑤プロセス
◆この習慣をものにするには?
・信頼関係を築くためにするべき、普段の態度や行いをリストアップする
・Win-Winの関係を作るための障害と、相手の望んでいる結果を明確にする
・相互利益を求める相手を思い浮かべ、どうしたら相手を観察・学習できるか考えてみる
第5の習慣:理解してから理解される
4段階の聞き方で相手の心を開かせる
1.話の中身を繰り返す
2.話の中身を自分の言葉に置き換える
3.相手の感情を反映する(「今日は休んでもいいかな」という言葉に対して「疲れているんだね」など)
4.自分の言葉に置き換えつつ、感情を反映する
話を聞くときは、相手の心を聞く。それが相手を理解するということ。
◆この習慣をものにするには?
・身近な人に、相手の話を真剣に聞く練習をしたいと伝え、1週間後に気付いたことを教えてもらう
・信頼関係がうまく築けない相手に対し、相手の立場で問題を書き留める。
実際に相手の立場を理解しながら聞くよう努め、予測と現実を比較する
・プレゼンテーションをするとき、相手に感情移入した立場から行ってみる
第6の習慣:相乗効果を発揮する
力を合わせて何かを作るのは難しい。
苦手分野で「知りませんでした」「間違っていました」とは言いづらいから。自分の考え方や能力の限界がバレてしまうのが恥ずかしい。
だが、弱点を見せるとは、自分と相手は違うと認め、相手の長所から学ぶこと。自分の知識や考え方を大きくレベルアップ出来る。
勇気を出す価値はある。相手を信頼し、協力する意識を持つことが、協働作業に相乗効果を生む。自分を抑える相手との道を探ろう。大きな成長が待っている。
◆この習慣をものにするには?
・現在進行中の問題で、自分の意見に固執していないか、異なる意見に価値を見出し、第3案を打ち出せるかを考えてみる
・気に障る人をリストアップし、相違点をプラスに考え、相乗効果を生み出すためにできる行動を考える
・高いチームワークと相乗効果がほしい状況を想定し、それを行う条件や自分にできることを書き出す
~日々、自分の器を大きく育てる~
第7の習慣:刃を研ぐ
肉体・精神・知性・社会情緒
◆この習慣をものにするには?
・自分の健康状態を良好に保つために、継続できる活動をリストアップし、計画を立てる
・精神的、知的な活動、改善したい人間関係をリストアップし、今週の目標に取り入れる
・毎週、4つの側面それぞれを磨く活動を決意、実行し、実績を評価する
~人生の意味を知り生き方を見出す~
第8の習慣:ボイスを発見する
生まれつき備わった3つの天賦の才を信じる
1.選択する自由と能力
2.原則(自然の法則)に逆らわないこと
3.4つのインテリジェンス(知的、肉体的、精神的、社会情緒的)
上記3つを大切に育てていくと、人は必ず自分に秘められた可能性に気付き驚く。
~所感~
自分は第5の習慣の自分のWinを得るために主張する勇気がなく、いつも相手に譲ってしまってしまう。(Lose-Winもしくは、Lose-Loseになる)
よって、協働ではなく個人プレーの方が良いという発想になってしまっていた。相手のWinのためには、自分の主張もする。ということを意識していこうと思う。
また、第6の習慣の相乗効果を発揮する部分で、弱点を見せることが苦手。本当に信頼できる相手にしか弱点は見せられない。逆に言えば、信頼できる相手が少ないということ。
信頼残高の増やし方の部分を実践していきたいと思う。
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